初 味噌仕込み そのⅠ
2011年 04月 04日
日々のたわいない日記を細々と綴る備忘録の目的でスタートしました。
今のツイッターのようなつぶやき感覚に近かった気がします。
でも周りのブログを見せていただいてはいろいろ教わることも、憧れることも多く、
また頂いたコメントを大笑いして読んだり、うんうんってうなづいたり、
私の書いた記事に反応してくださったりと確実に日々の生活に潤いが増し、
目的をはるかに超えるモノを頂きました。
皆様からは生活の知恵やものの考え方、ちょっとした工夫や美味しそうな料理を
見せていただいて楽しみ、沢山の刺激を受け、そんな中から自分のできる時に出
来ることを頑張って取り入れてみる。
こんな成長も続けていきたいと思います。
もう十分大人ですが、まだまだ育ちざかりってところでしょうか^^
そしてこんなにたわいもない日常を綴ったブログが50万アクセスを超え、
とっても嬉しく感激しています。
ありがとうございます。
東北が災害に遭った時からみんなが努力している沢山の事、これからも
自問自答しながら私にできることをしていく一年にします。
お時間が許せば、またお付き合いいただけると嬉しいです。
□□□ □□□ □□□ □□□ □□□ □□□ □□□ □□□
東日本大震災3月11日の前の週。
仕込んだものがありましたが、そんなこんなで遅れました。。。
1ヶ月遅れの記録です。
この数か月後、作業があって途中経過も記録しておきたかったのです。
それは何かといいますと、去年作り損ねた「味噌」です。
自家製味噌は格別に美味しいといいますからぜひ作ってみたいと
去年から思って材料は買ってありました^^;
ちなみに賞味期限ギリギリとなったので重い腰が上がったというわけです。
ギリギリ寒仕込みです(^o^)
・乾燥こうじ 500g×2袋
・塩 400g
・大豆 1kg
野田琺瑯のラウンドストッカー4.5L丁度いっぱい出来上がる予定^^
期待してくれる数人がもう舌なめずりして待っていてくれているので
我が家にも丁度いい量が残る予定♪
さてさて、ザッと手順を書きます。
・大豆をよく洗って2倍以上のお水に漬けて約1日吸水させます。
(ふやけた大豆が水面に顔を出さないように)
・ふやかした豆を中火で焦がさないよう吹きこぼさないよう気を付けながら煮ます。
(減ったら熱湯を足す+気にかけてほぼつきっきり作業/圧力鍋でも可能)
・5時間くらい煮て指でつぶせるくらいになったら煮汁[種水]と大豆とに分ける
・大豆をスリコギなどで押しつぶす(フードプロセッサーも可)
↑この作業疲れた~(><)
・別途塩とこうじを混ぜておく[塩切こうじ]
・塩切こうじと潰した大豆にしっかり混ぜる
・潰した大豆がひと肌に冷めたら種水400mlを少しづつ投入し味噌の固さ程度にする。
足りなければ種水を足す。
・手をアルコール消毒し、おにぎりの要領でお団子を作りホーローに詰める。
・ぐるっと一周隙間無く詰まったら、握りこぶしで全体を押しつぶす。
・繰り返して全部詰め、表面を均して振り塩をする。
・ラップを張って空気を抜く。
・押し蓋をして、重しをする(我が家は2Lのペットボトル)
あえて圧力鍋でゆで時間短縮もせず、フードプロセッサーで
お手軽作業にもせず、昔の方々がしたであろうコトコト、ゴンゴンと
最新の文明の利器には頼らず作りました。
‘これがやってみたかった’って表現が合っているかもしれません。
ここから2、3ヶ月後、半年後と、天地返しといって味噌の上部と下部を
味を均一にするためにひっくり返す作業があります。
最高に美味しくなるのは半年~1年後の熟成が進んだ頃らしいので
首を長くして待つことにしました。
‘手前味噌’って自分の手作りの味噌が美味しくて自慢することから
来ている言葉です。手前味噌ですが…なんて味噌を持って言ってみたいです♪
この味噌が熟成するころ、一面津波にさらわれた土地も復興が進み、
家々や工場が立ち並んでいることでしょう。そう願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ポチッと応援いただけると嬉しいです。
↓