レミゼとワタシ
2013年 01月 22日
映画『レ・ミゼラブル』を観ました。
(これからご覧になる方は以下お読みいただきませんように~)
昨年年末から上映が始まったこの映画、とっても楽しみにしていました。
ご覧になられた方も多いでしょうか♪
観る前は、究極の魂の叫びを映画ではなかなか表現が難しいのでは…と斜めな見方
もしていましたが、これまたいい意味で裏切られました。
ミュージカル映画では、事前に歌をレコーディングして口パクで演技をする手法がある中、
このレ・ミゼラブルでは、実際にキャストが歌いながら撮影されているそうです。
歌の上手い歌い手が演技している…という状況とは違って、この作品の魂がキャストに
乗り、感情のままに歌い表現している様をスクリーンを通して間近でみれるといった意味
ではミュージカルにも勝る部分があるように感じました。
キャスト ヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイ素晴らしい!
サマンサ・バークスもエポニーヌにピッタリ。本当に素晴らしい。
あらすじ
格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀のフランス。
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ罪で19年間投獄され、仮釈
放されたものの生活に行き詰まり、再び盗みを働く。しかし、その罪を見逃し赦してくれ
た司教の慈悲に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、工場
主として成功を収め、市長の地位に上り詰めたバルジャンだったが、警官のジャベール
(ラッセル・クロウ)は彼を執拗に追いかけてくるのだった。
そんな中、以前バルジャンの工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテ
ーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、バルジャンは彼女の幼い娘コゼットの未来を託され
る。
ところがある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明か
し再び追われることになり、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限り
ない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。だが、パリの下町で革命を志す学生
たちが蜂起する事件が勃発、バルジャンやコゼットも次第に激動の波に呑まれていく…。
。。。。。。。。。。
私は遡ることかなり昔(-_-;)小学生のころに母から薦められてヴィクトル・ユゴーの小説
「ああ、無情」を読みました。後に改訳された「レ・ミゼラブル」です。
ああ、無情は映画でいうスタート部分の‘司教の銀の燭台’の部分がメインで描かれて
いたため、子供の私には司教のような人を許す広い心やジャンバルジャンのように例え
間違っても心を入れ替え正し、愛の為に困難であっても前へ進む強い人間に心を打た
れました。マザーテレサと並び、私の生き方の指針となる本になりました。
(そんな風には見えませんが…(-.-)そこはさておき。)
そして時を経て、ミュージカル化されました。世界中で延べ6000万人が観劇し27年も
ロングランをいまでも続けています。ストーリー全体を知ってまた感動。親子や恋人以
外にも沢山の愛に溢れ、また愛する人の為に生きる事、命に代えてもいい。言葉では
軽々しく聞こえますが、今の世の中にも大切なメッセージに感じます。
その時も帝国劇場によく行きましたとも~♪
今から15年くらい前ですが、役に数人のキャストがいるので好みの歌声を見つけ(^з^)、
配役スケージュールでチェック♪何度も見に行ったり、CDを買ってよく歌ったものでした。
ジャンバルジャンは山口祐一郎、ジャベールは滝田栄、マリウスは石井一孝、アンジョ
ルラスは岡幸二郎、エポニーヌは島田歌穂、ファンティーヌは岩崎宏美、コゼットは純
名理沙…
この配役が当時大好きでした。
その後の本田美奈子さんのエポニーヌも有名です。
喉にタオルを置き、滝のように流れる涙をそのままに、、、映画館を出るころは体力を使
い果たしました(笑)
ストーリーは知っていても、本であれ、ミュージカルであれ、映画であれ…この作品に触
れる度に深みを増し、素晴らしさに感動します。
レミゼとワタシ。。。ちょっと熱くなりすぎました(^^;)
こんな話に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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